最高月収300万の占い師Mさんに話を聞いてきた。【第4回】

インタビュー記事

どうもインタビュアーのキセイです。


今回は占い師として生活をしているMさんにお話を聞いてきました。


記者をしていた頃は占い師の方にインタビューする機会がなかったのですごく楽しかったですし、良い経験になりました。

コネがあって良かった。。

キセイ
キセイ

本日はお時間いただきありがとうございます。
Mさんにこうして直接お話をうかがえる機会、とても楽しみにしていました。

Mさん
Mさん

こちらこそ、わざわざ来てくださってありがとう。
お話できるのを楽しみにしてました。

占い師になったきっかけ

キセイ
キセイ

まずは率直にお聞きしたいんですが、Mさんが占いを始めたきっかけって何だったんですか?

Mさん
Mさん

きっかけは…30代の頃に少し人生で行き詰まったことがあって。
そのときに、ある先生に見てもらったのが最初。
その先生の言葉がすごく的確でね、自分でも学んでみようと思ったんです。

キセイ
キセイ

そこから占いを学び始めたんですね。

Mさん
Mさん

ええ。最初は独学だったんですけど、だんだん人から「ちょっと見てほしい」と頼まれることが増えて…。
気づけばそれが本業になっていました。

キセイ
キセイ

Mさんは、どんな占いをされるんですか?

Mさん
Mさん

主に西洋占星術とタロットですね。
人によっては数秘や手相も取り入れますけど、基本はその2つで十分です。
あまり“当てもの”にはしたくないので、丁寧にその方の背景も伺いながら見ています。

キセイ
キセイ

“当てものにしない”っていうの、すごく印象的です。
占いって、当たるかどうかにばかり意識が向いてしまいがちですよね。

Mさん
Mさん

そうなんです。でもね、本当に大事なのは「この先どう生きていきたいか」なんですよ。
占いって、その人が少し前向きになる“きっかけ”であって、答えを決めるものじゃないと思っています。

キセイ
キセイ

そのスタンス、すごく安心感がありますね。
ちなみに、最近はどんな相談が多いですか?

Mさん
Mさん

そうですね、20代〜30代の方が多くて、やっぱり仕事や人間関係、将来の方向性の相談が多いです。
恋愛のこともありますけど、今は「転職を考えている」とか「親との関係に悩んでいる」とか、内面的な悩みのほうが多い印象ですね。

占いって信じていいの?

キセイ
キセイ

ちょっとストレートな質問になっちゃうんですが…
占いって、実際のところ“信じていい”ものなんですか?

Mさん
Mさん

うん、いい質問ですね。
私自身、よく聞かれるんですよ。でもね、「信じるかどうか」っていうよりも、どう受け取るかのほうが大事だと思っています。

キセイ
キセイ

という言いますと?

Mさん
Mさん

たとえば、占いの結果が「運気が下がってますよ」と出たとするでしょ?
それを「だから何をやってもうまくいかない」って思うのか、「じゃあ、ちょっと慎重に行動してみよう」って受け取るのかで、行動も結果も全然変わってきます。

キセイ
キセイ

なるほど、占いは“指示”じゃなくて“ヒント”だと。

Mさん
Mさん

そう。占いは地図みたいなものなんです。
行き方を教えてはくれるけど、歩くのは自分。
だから、「信じる・信じない」で白黒つけなくてもいいと思うの。
今の自分にとって、役に立つなら使えばいいし、合わないなら置いておけばいい。

キセイ
キセイ

すごく冷静で、納得感のある答えですね…。
たしかに、“占いに振り回される”っていうのとは全然違う考え方ですね。

Mさん
Mさん

そうですね。占いって、信じるというより“使う”ものだと思ってます。
だからこそ、占い師側もちゃんと責任を持って伝えないといけないなって、いつも思ってますよ。

占い師の月収は?

キセイ
キセイ

ちょっと現実的な話になっちゃいますが…占い師って、実際どれくらい稼げるものなんですか?
正直、気になる人多いと思うんです。

Mさん
Mさん

そうですね…。たしかに聞かれることはありますけど、これは本当に人によりますよ。
ただ、私はありがたいことに、今は生活に困らない程度にはいただいてます

キセイ
キセイ

それはかなり安定されてる印象です。占い師としては“成功している”部類ですよね?

Mさん
Mさん

そうかもしれませんね。でも、最初からそうだったわけではありません
最初の頃は1日1人来るか来ないかの日もありましたし、正直「このまま続けて大丈夫かな」と思ったこともありました。

キセイ
キセイ

そこからどうやって、今のような状態に?

Mさん
Mさん

やっぱりリピートしてくださる方が増えたことが大きいですね。
一度きりの“当てもの”ではなくて、その人の話をちゃんと聞くようにしていたら、自然と「またお願いしたい」って言ってくださる方が出てきて。
今は紹介や口コミがほとんどです。

キセイ
キセイ

広告とかは出してないんですか?

Mさん
Mさん

まったく出していません。SNSも詳しくないですし(笑)
でもそのぶん、一人ひとりとちゃんと向き合うことを大事にしてきました。
それが結果的に、今の仕事につながっているんだと思います。

キセイ
キセイ

“人を見て、信頼されて、また来てもらえる”っていう、まさに商売の基本ですね。

Mさん
Mさん

占いも、「人の仕事」ですからね。
“未来を当てる”んじゃなくて、“その人に必要な言葉を届ける”。
そこに価値を感じてもらえるようになれば、自然と収入もついてくるものだと思っています。

キセイ
キセイ

差し支えなければ…これまでで一番多かった月収って、どのくらいでしたか?

Mさん
Mさん

あら、そこ聞きますか(笑)
…そうですね、一番多かったときは、月に300万円ほどいただいたことがあります。

キセイ
キセイ

さ、300万…! それはすごいですね…。

Mさん
Mさん

あの月はたまたまですけどね。イベント鑑定が何日も続いて、個人のご依頼も重なって。
体力的にはかなり大変でしたけど、「本当に必要としてくれる人がこんなにいるんだな」と感じた月でもありました。

キセイ
キセイ

一時的とはいえ、それだけの収入になるというのは夢がありますね。
それってやっぱり、“当てる力”がすごかったから…なんですか?

Mさん
Mさん

いえ、そういうよりも、“安心できた”とか“また話したくなった”って思ってもらえたことが大きいと思います。
やっぱり占いって、人との信頼の積み重ねなんですよ。

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印象に残っている占い

キセイ
キセイ

これまでたくさんの相談を受けてこられたと思うんですが、特に印象に残っているエピソードってありますか?

Mさん
Mさん

そうですね…。ひとつだけ選ぶのは難しいけれど、強く覚えているのは、ある20代の女性の方のことですね。

キセイ
キセイ

どんな相談だったんですか?

Mさん
Mさん

最初に来られたときは、ほとんど目も合わせられないくらいで…。
「自分には価値がない」「何をしてもうまくいかない」って、何度も繰り返しておられて。
仕事も辞めたばかりで、自分に自信がまったく持てない状態でした。

キセイ
キセイ

心の状態がすごく落ち込んでいたんですね。

Mさん
Mさん

ええ。そういうときこそ、占いって「当てる」ことよりも、話を受け止めて、安心させることのほうが大切なんです。
彼女の生まれ持った星を見ながら、「あなたは“人を支える”力を持ってる」と伝えたんです。
そしたら少しずつ話し始めてくれて、何度か来てくれるうちに表情も変わっていって…。

キセイ
キセイ

それは嬉しい変化ですね。。

Mさん
Mさん

数ヶ月後に、「介護の仕事を始めました」って連絡をくれて。
「まだ不安なこともあるけど、人の役に立ててるって思えるようになってきた」って。
それを聞いたときは、本当に涙が出ましたね。

キセイ
キセイ

先ほどおっしゃっていた占いが地図や道標になったんですかね。

Mさん
Mさん

本当の意味で、占いは“人を前に進ませる道具”なんだと思います。
当時の彼女みたいに、自分の価値が見えなくなってしまった人に、少しでも光を当てられたなら、それだけでこの仕事をやっていてよかったと思えます。

Mさんの人生経験と占いの関係

キセイ
キセイ

これまでのお話を伺っていて、Mさんがただ“占いをしている人”じゃなくて、人生そのものを深く見てこられた方だと感じました。
もし差し支えなければ、Mさんご自身の人生経験と、占いとの関係について教えていただけますか?

Mさん
Mさん

そうですね…。私、実は若い頃はまったく占いなんて信じてなかったんですよ。
むしろ「現実を変えるのは行動だけだ」と思っていたくらいで。

キセイ
キセイ

えっ、そうだったんですね。そこからなぜ占いの道に?

Mさん
Mさん

30代の頃に、夫の事業がうまくいかなくなって、家計も不安定になって。
小さな子どももいて、働きながら必死で毎日を回していた時期があったんです。
そんなときに、ふと通りがかったところで「無料鑑定」の貼り紙を見てね。
半信半疑で見てもらったのがきっかけでした。

キセイ
キセイ

その鑑定が印象的だったんですか?

Mさん
Mさん

はい。その占い師の方が、「いまは流れが厳しいけど、必ず“人の話を聞く力”が活かされる時がくる」って言ってくれたんです。
それを聞いて、すっと気持ちが軽くなったのを覚えています。
当時はとにかく自分を責めていたので、「そうじゃない捉え方もあるんだ」って初めて思えた瞬間でした。

キセイ
キセイ

人生が、少し立ち止まれる場所を見つけたような感覚ですね。

Mさん
Mさん

本当にそう。
それから少しずつ占いを学び始めて、気づいたら20年近く続けてきました。
でも、私の中では“占い”というより、「人生の痛みや迷いを、少しでも軽くする方法を知りたい」という気持ちの延長なんです。

キセイ
キセイ

すごく…自然な流れですね。
占いをするというより、“人と向き合う”という感じがします。

Mさん
Mさん

人って、悩んでいるときほど、自分の声が聞こえなくなるんです。
そういうときに、占いという形を借りて、自分の中の静かな声に気づいてもらえたら。
それが、私にとっての占いの役割だと思っています。

占い師になってみたい方へアドバイス

キセイ
キセイ

Mさんのお話を聞いて、「自分も占いを仕事にしてみたい」と思う人もきっといると思います。
そういう方に、何かアドバイスがあればぜひお願いします。

Mさん
Mさん

そうですね…。まず一番大事なのは、「人の話をきちんと聞けること」だと思います。
占いって道具はいろいろありますけど、最終的には「この人に話してよかった」と思ってもらえるかどうかですから。

キセイ
キセイ

“占いの技術”だけじゃない、ということですね。

Mさん
Mさん

ええ。占星術やタロットの知識はもちろん大切ですけど、それ以上に、人の気持ちに寄り添う姿勢がないと続きません。
「当てる」ことばかりに意識が向いてしまうと、だんだん苦しくなってしまいますから。

キセイ
キセイ

たしかに…。相手の期待が大きい分、プレッシャーもありそうですね。

Mさん
Mさん

そうなんです。でも、“完璧じゃなくてもいい”んですよ。
「この人と話すと、少し安心できる」とか、「自分の気持ちを整理できた」とか、それだけでも十分価値があります。
だからこそ、自分自身も、ある程度人生を経験していることが強みになりますね。

気軽にできるMさんおすすめの電話占いとは

キセイ
キセイ

Mさんが占い初心者におすすめするとき、おすすめの地域とかありますか?

Mさん
Mさん

都内は占いも競合が多く、私の知人でも優秀な方が多いですね。

ただ最近はココナラで占いをしている方も多く、人気の占い師とも電話で気軽に対話できるそうですよ。私も2回ほど使ってみましたが思ったより満足できました。

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